地震・雷・火事・親父
アタシの友達に父上を会わせると
たいてい「すごい優しいお父さんだね」といわれる。
まぁ大半が社交辞令だというのはちゃんと分かっているつもりだけれど、
それにしてもいったいどこらへんが「すごい」なのか、
第一、娘の友達に会って「優しそうに」しない父親は少数派だと思うのだが。
(いないとは言わないよ)
どちらにせよ、アタシ自身も優しくないと思ったことは確かにない。
ありがたいことだと思う。
まぁそれはよくて。
「地震 雷 火事 親父」という言葉の「親父」とは
元々台風の意味を持つ「山嵐(やまじ)」という言葉だったのに
時をかけて変わったらしい。
変ったところで親父は怖かったから間違いではなかったのだろうね。
地震は怖い。
恐ろしい地震を体験したことがない(せいぜい震度4程度)から
なんとも言えんが、建物に潰されるんぢゃないかって毎回ビビるし、
(とりあえず窓開けて机の下に隠れるけど、建物に潰されたらおわりぢゃん?)
過ぎた後だってどんだけの被害がでるんだろう?
アタシはその中で社会復帰する力を持てるだろうかって思う。
雷は怖そうだけどちゃんと避難すれば大丈夫なイメージだからまだ大丈夫。
一度近くに落ちて、家電がいくつかやられててんてこまいしたことはあるけど。
火事もちょっと怖い。
逃げ遅れそうだし、思い出も財産も(下手すりゃ大切な人も)
何もかもすべてを失ってしまうっていうイメージがあって。
自分でできることはタバコ・ガスコンロ・ストーブの確認くらいだけどね。
んで、山嵐(台風)。
落石・崩落とかあるけど、都心に住んでるとピンとこない。
それよりも、懐中電灯とか保存食を用意して
家族が部屋の中に集まってじっとしてるイメージがあって、
小さい頃はなんとなくわくわくドキドキして
申し訳ないが、ちょっとだけ楽しみだった。
今はどんな台風が来てもめったに停電なんかしなくなったね。
日付変わって昨日は関東地方台風でいい感じの雨でした。(今もだけど)
そして今日は防災の日。
今から86年前に関東大震災があった日らしい。
そんなに地震の多い場所ならば、地震のない国に移住すればいいぢゃんって
小学校ぐらいの時は疑問で疑問で仕方なかったけど、
今の自分はすべてを捨てて災害のない国に移住することはきっとできないと思う。
だからとりあえず、災害が起きた時にすべきこととか
逃げ方とか、連絡の取り方とか、集合場所とか。
想像の域を超えられないのだけれど、毎年この日は家族で話すようにしている。
(でも最近は通り魔とかウィルスのほうがよっぽど怖いよね。)
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tuna
プロフィール
好きな事:食う・旅る・寝る・飲む・遊ぶ
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好きな事:温泉とお魚とお漬物とお酒に囲まれること