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面白南極料理人 西村淳

     


今日は映画と本、一緒に。
先に本を読んでから映画見た。(いつもと逆のパターン)
今回は映画のほうが面白かったと思う。
だから映画のほうを先に書こうと思う。

●映画について

今夏公開で見たかったのだけど、見に行けず。
都内最後の1箇所、有楽町で放映していたので仕事帰りに見てきた。
100人も入らない映画館は80%以上人が入っていたと思う。


まず主人公の性格からして原作と随分違うのだけれど、
いいキャストに恵まれているせいか、原作より偏りない内容で
すんなり見れて楽しかった。(盆はちょー似てた!!)


キャストも堺雅人さん生瀬勝久さん豊原功補さんきたろうさんetcと、
濃すぎず目立ちすぎず新しすぎず、但し癖ありみたいな方々なので、
役でも誰ひとり個性かぶらずしかしアク強い演技だった。
演出の仕方とかも上手なんだと思う。間の撮り方とか。


大々的な起承転結があるストーリーではないのだけれど
久しぶりにいっぱい笑った映画だった。
これはDVDが出たらもう一度みたいなぁ。


肩の力を抜いて楽しめる作品です。

映画「南極料理人」オフィシャルサイト
http://nankyoku-ryori.com/


●本について。
南極の昭和基地よりもっと離れた、平均気温がマイナス30℃くらいのとこで
1年間9人で過ごしたって言う話。(著者は食事担当)
ちなみにその9人は大学・企業・研究所・病院・公務員とかいろんなとこからの寄り集まり。

こんな料理を作ったっていうのが書いてあるんだけど、
1年間のおおまかな流れに沿ってエピソードとかも入れて書いてるから、
料理っていうより、南極での(仕事以外の)イベント記録的な要素も強かった。


なんかすんごい食料の調達とかしてて、
(伊勢えびとかフォアグラとか高級牛肉とか、それもいっぱい!)
目をひん剥いたけど、たぶんそういう豪華な食事(お誕生日会とか)のときの
話題を書いているんだろうと思う。
(おにぎりと即席お味噌汁の時もあったように書いてあったし)

しかも他の人に会いたくても片道1ヶ月近くかかるし、
動物以前にウィルスだって生活できない場所だし。
お風呂だって贅沢に使えるわけではないし、
トイレだってプライバシーほとんどなさそうな感じだし、
それぞれミッションを持ってきているわけで、そのプレッシャーだってあるだろうし、
昔からの馴染みのメンバーではなくて、この1年のために招集されたメンバーだから
合う合わないあるだろうし。
1歩間違えたら精神的に狂いそうな環境。

そんな状況にいるなら、食事くらい贅沢してもいいと思うし、
でなければ何で発散すればよいのだろう・・と思う。(限度はあるけど)


一通り読み終わって、技術発展をしていくのにこういう人たちも関わっているんだなーって思った。


著者の性格や書き方に対して好みは分かれる気がする。
楽しく読んだけど、読み直すことはもうないかな。

 

 

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新巻 きんじろう
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自己紹介:
夫(新巻 鮭)と長女(新巻 蓮 2016.8生)の3人暮らし。

好きな事:食う・旅る・寝る・飲む・遊ぶ
嫌いな事:苦労・忍耐・努力・我慢
好きな色:紫
好きな事:温泉とお魚とお漬物とお酒に囲まれること

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