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オカマだけどOLやってます。-完全版- 能町みね子


ブログ本です。

男に生まれちゃったけど、スーツもネクタイも嫌で、
性別を偽ってもばれない形態(バイトだったかな?)で女の子として事務を始めて、
最終的にはチ●子を取る(直前)までの話。

結局この作家さんは体も戸籍も女性になったそうです。


苦労話を切々と書いているわけでもなく(ある意味苦労だけど)
日々日常でのちょっとした悩みとか困ったこととかおもしろいエピソードとかを
へたうまな絵と文章で書き綴った本。

 

ブログ本ですのでね、中身が薄いっちゃ薄いかもしれないけど、
だから重くならずに読めて楽しめると思う。

一つ一つのエピソードが長くないから
細切れに時間があるときとか読むといいかもね。
 

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うたう警官(「笑う警官」) 佐々木護


映画が始まった時になんとなく見てみたかったんだけど、
角川春樹さん監督っていうとこにちょっと引っかかって、
(個人的趣向の問題。そもそも本は角川春樹さんの出版社から出ているし。)
どーしよっかなーって思ってる間に映画は終わってしまった。


そうこうしているうちに佐々木さんの他の作品が直木賞を取るかもーとなって
もし受賞したら、予約取りづらくなるかなーって思ってたら、
本当に受賞しちゃったからさっさと借りた。


北海道警察で警官殺しの罪をおわされ射殺命令の出た同僚の警官を助ける話。
同僚は翌日ある事件の証人として証言する予定だったため、
それまでに1.同僚を匿い、2.警官殺しの真犯人を探さなければならない。


おもしろかったと思う。
本当に一晩でこんなことが起きえるのか(出来るのか)とか良くわかんないけど、
中盤からは先を読み急いでいた。
翌日朝9時から10時の間は騙しあいっていうか、
一生懸命遅れないように後に着いて言った感があった。


ただ読み始めは「誰々が言った。」っていうのが続くと
その前のセリフを言ったんだか後のセリフを言ったんだか
良くわかんなくなった。
まぁ人となりが分かってくるとそんなこともなかったけど。


この作品は道警シリーズとして続いているようなので、
次のも読んでみようと思う。
 

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無境界家族(ファミリー) 森巣博


ギャンブル(カシノ?)で生計を立てているらしい森巣さんの家族自慢の本。

自慢したくなる奥さんと息子さんだから自慢していいと思う。

未婚子なしのアタシは子育てに対して結構恐怖心があるっていうか未知への遭遇なんだけど、
この本読んだら、あーそうなんだろうねって、
構え過ぎてる自分って何様?みたいなちょっとほっとした気になった。
(だからといってあんな人間離れした子供を育てられないけど)


本当にただの自慢本だし、当時と時代情勢も違うし、
日本で日本人として生活している人には馴染みの少ない生活スタイルだったり物の考え方だから、
得れるものっていうのはかなり少ないだろうけど、
狭いコミュニティーの中でいじいじ悩んだりとかした時には読み甲斐のある本かな?


まぁどちらにせよ、人の自慢話を聞くのが嫌いな人には絶対にお勧めしない本。


 

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OCEANS「オーシャンズ」


仕事が行き詰まってきた時の気分転換は映画と漫画喫茶。
あらかじめ予定していなくてもふと出来た時間で楽しめるし、
現実逃避もできるし、気分良く眠れるから。


ということで、今回はOCEANS


前作のEARTHは鮭殿見に行って、OCEANSを父が見たいと言って、
いざ行こうとしたら伯母も行くことになって、
開演1時間前に鮭殿も行くことになって、
結局4人という大所帯で見に行った。


ドキュメンタリー映画なので、1本の流れとして
ストーリーがあるわけではないけれど、
海に生息するいろんな生き物の姿を見ることができる。


へんなのって驚いてみたり、
おっちょこちょいで憎めなかったり、
だらけすぎてて思わず笑ってみたり、
不安げな姿が愛おしく見えたり、
がんばれーって応援したり、
もちろんすごいっ!って感動してみたり。


実は日本海に生息する魚も出張っている。
新潟県佐渡島の沖合に住む「コブダイ」。
越前クラゲと抱き合わせで出演です。


あと荒波の中を進む船もすごかったよー。
(噂ではあれは3回取りなおしたらしい)


多少は画像編集しているそうですが、
美しく感動的な作品に仕上がっているので、
まぁいいかなと思います。


何はともあれ、予告をぜひ見てみてください。


 

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面白南極料理人 西村淳

     


今日は映画と本、一緒に。
先に本を読んでから映画見た。(いつもと逆のパターン)
今回は映画のほうが面白かったと思う。
だから映画のほうを先に書こうと思う。

●映画について

今夏公開で見たかったのだけど、見に行けず。
都内最後の1箇所、有楽町で放映していたので仕事帰りに見てきた。
100人も入らない映画館は80%以上人が入っていたと思う。


まず主人公の性格からして原作と随分違うのだけれど、
いいキャストに恵まれているせいか、原作より偏りない内容で
すんなり見れて楽しかった。(盆はちょー似てた!!)


キャストも堺雅人さん生瀬勝久さん豊原功補さんきたろうさんetcと、
濃すぎず目立ちすぎず新しすぎず、但し癖ありみたいな方々なので、
役でも誰ひとり個性かぶらずしかしアク強い演技だった。
演出の仕方とかも上手なんだと思う。間の撮り方とか。


大々的な起承転結があるストーリーではないのだけれど
久しぶりにいっぱい笑った映画だった。
これはDVDが出たらもう一度みたいなぁ。


肩の力を抜いて楽しめる作品です。

映画「南極料理人」オフィシャルサイト
http://nankyoku-ryori.com/


●本について。
南極の昭和基地よりもっと離れた、平均気温がマイナス30℃くらいのとこで
1年間9人で過ごしたって言う話。(著者は食事担当)
ちなみにその9人は大学・企業・研究所・病院・公務員とかいろんなとこからの寄り集まり。

こんな料理を作ったっていうのが書いてあるんだけど、
1年間のおおまかな流れに沿ってエピソードとかも入れて書いてるから、
料理っていうより、南極での(仕事以外の)イベント記録的な要素も強かった。


なんかすんごい食料の調達とかしてて、
(伊勢えびとかフォアグラとか高級牛肉とか、それもいっぱい!)
目をひん剥いたけど、たぶんそういう豪華な食事(お誕生日会とか)のときの
話題を書いているんだろうと思う。
(おにぎりと即席お味噌汁の時もあったように書いてあったし)

しかも他の人に会いたくても片道1ヶ月近くかかるし、
動物以前にウィルスだって生活できない場所だし。
お風呂だって贅沢に使えるわけではないし、
トイレだってプライバシーほとんどなさそうな感じだし、
それぞれミッションを持ってきているわけで、そのプレッシャーだってあるだろうし、
昔からの馴染みのメンバーではなくて、この1年のために招集されたメンバーだから
合う合わないあるだろうし。
1歩間違えたら精神的に狂いそうな環境。

そんな状況にいるなら、食事くらい贅沢してもいいと思うし、
でなければ何で発散すればよいのだろう・・と思う。(限度はあるけど)


一通り読み終わって、技術発展をしていくのにこういう人たちも関わっているんだなーって思った。


著者の性格や書き方に対して好みは分かれる気がする。
楽しく読んだけど、読み直すことはもうないかな。

 

 

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tuna

プロフィール

HN:
新巻 きんじろう
性別:
女性
自己紹介:
夫(新巻 鮭)と長女(新巻 蓮 2016.8生)の3人暮らし。

好きな事:食う・旅る・寝る・飲む・遊ぶ
嫌いな事:苦労・忍耐・努力・我慢
好きな色:紫
好きな事:温泉とお魚とお漬物とお酒に囲まれること

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