奇想の王国だまし絵展
この間の金曜日に、渋谷のbunkamura ザ・ミュージアムへ『奇想の王国だまし絵展』を見に行った。
ちょうど父が夏休みだったから、アタシの仕事が終わった後に渋谷で待ち合わせ。
久しぶりに行った渋谷はやっぱりティーンズの街って感じがしてちょっと心恥ずかしい気分になった(笑)
だまし絵ってさ、学生の頃よく美術の教科書で見かけたよね。
あれ見てると楽しかった思い出がある。
8/16までだったから終わる直前だったっていうのと、
子供受けしそうな内容だったことと、夏休みだったことと。
まーいろんな条件がそろって混みに混んでた。
なので父とは別行動、各々マイペースで鑑賞。
一言で「だまし絵」って言ってもいろんなだまし方があって楽しかった。
見る人をだましたり、作品の中でだましてる様を描いたり、
似せてだましたり、視覚でだましたり、考えてだましたり。
童心に戻るとはこのことかな、わぁーすごいって、そうやって見ていった。
1番とかつけにくいんだけど、
掛け軸を総縁まで使って描いてるのとか、(お正月の恵比寿さんが気に入った)
本城直季さんのミニチュアのように見せる写真とか、
真横近くで見るとようやく分かる絵になる作品とか。
さも本物のように見せる描き方をしている作品よりも、
描くことは容易くても、そう発想することが奇抜で笑える作品のほうが
アタシは見てて楽しかった。
けどどうにもこうにも混んでいて。
もっと早く行こう行こうと思って毎度の如くタイミングを逃したなぁ。
そして毎度の如くもったいない見学をしたと後悔。
帰りは父と表参道までぷらぷら歩いて、イタリアンを食べて帰った。
そこのラザニアがおいしかったから今度そん時の写真を乗っけようと思う。
劔岳 点の記
昨日、映画「劔岳 点の記」を見てきた。公開初日に映画を見るなんて久しぶり。
正直、今の日本で流行る映画ではない気がするけど、いい映画だったと思う。
前の会社の時にすっごくお世話してもらった、取引先の課長さん(おっちゃん)が山好きで、
新田次郎原作の『劔岳 点の記』が映画になるって話が出たとき(3年くらい前)から、
公開したら一緒に見に行きましょうねと約束していた。
原作を読んでから見ようか悩んだんだけど、
私は山とか詳しくないし、正直興味もあまりないから
映画でイメージを先につかみたいなって思って
だいたいのあらすじを課長さんに教えてもらうまでで止めておいた。
これまたちょぅ簡単に説明すると、
測量官・柴崎芳太郎のお話で
あまりにも険しい山のために、今まで誰も登頂できなかった劔岳に
日本地図最後の空白地点を埋めるための登頂を命じられるっていう話。
で、まぁ登頂できるんだろうなって言うのは想像がつくと思うんだけど、
頑張ってやっとやっとやっと登りつめたその頂には、
驚くものが隠されてたりなんてエピソードもついてるの(実話なんだけどさ)
ストーリーが行き急いでる感じは原作を読んでいないあたしにもひしひしと感じた。
仕方のないところだけれど、もうちょっとうまく表現してくれたよかったな。
でも、さすが元カメラマンの監督さんだけあって、
山の映像はすごくきれいだった。
山登りしない私なんて見たくても見れない世界だからね。
宇治長次郎さん(香川照之さん)がよかったよ。
カルティエ クリエイション めぐり逢う美の記憶
2009年3月28日~5月31日まで東京国立博物館で
「カルティエ クリエイション めぐり逢う美の記憶」っていうのをやっていたので、
4月に鮭殿と見に行ってきたときの話。
だいたい展示会っていうのは始めと終わりが混むから、間をとって4月半ばに行ってきた。
せっかくの上野公園だったけど桜は散りかけていて、それでも多少はお花見できた。
予想通り、空いてはいなかったけど、ひどく混んでるわけでもなくひとつひとつゆっくり見ることができた。
全276点、展示されているほとんどは普段お店では見ないような、
おそらくオーダーで頼まれたのであろうものばかりだった。
しかもオーダーした人たちがマハラジャとかグレースケリーとか各国の王妃とかとんでもない人たちだから
出来上がった作品も贅沢をつくしたとんでもない作品になっていた。
目もくらむってこーゆーこというだろうナ。
作品のいくつかにミステリークロックっていうのがいくつかあってそれがとっても気に入った。
どうミステリーかって言うと、ちょっと画像がないのでgoogleで画像検索してくれると助かるんだけど、
文字盤が表も裏も透けて見えててその中に長針と短針だけがある時計。
どうやって針を動かしているのかミステリーな時計なの。
動力が見当たらないんだよね。
いくら目を凝らしても、いろんな角度から見ても、最後までわからなくて、
後日Cartierブティックに行ったときに担当のおネエMANに教えてもらった。
きっとミステリーなはずなので(知ってる人は多々いると思うけどさ)、ここでの回答は控えるけど、
感想は「へぇ~、でも理屈はわかるけど想像を超えてるなー。すごーい!」でした。
もちろんこのミステリークロック、欲しくても庶民がそうそう手に入れれる代物ではごしゃりません。
クロックの秘密、どうしても知りたい方がいたらこっそり連絡カム。
tuna
プロフィール
好きな事:食う・旅る・寝る・飲む・遊ぶ
嫌いな事:苦労・忍耐・努力・我慢
好きな色:紫
好きな事:温泉とお魚とお漬物とお酒に囲まれること